対人関係において、相手に悪気がなくても、自分には不快でやめて欲しい嫌な事はよくありますよね。 それは子ども同士にも頻繁におこることです。私がアメリカ、現地校でスクールカウンセラーをしていた時によく子ども達に教えていた対処法があります。とても簡単、かつ効果的なので、先生達もよく使っていましたが、意外に知らない方もいるようなので、またここで紹介してみようと思います。
「1・2・3ステップ」といって、他の人に嫌な事をされた時に、どのように対処するか、という簡単なテクニックです。最初に、
1:"(Please) Stop it!" /「やめて(下さい)!」と自分の意志を伝えるーこれでやめてもらえたら、しめたものなのですが、なかなかそうはいかない場合もあるでしょう。その時は
2:Walk away/その場を離れるー大概はこれで大きなケンカになることを防ぐ事ができますが、距離をとるのが状況的に難しい時もあります。
3:Tell someone you can trust to get help/ 信用できる人に相談して助けを求めるーyard dutiesや先生、保護者、セラピスト等に相談し、大人や第三者に介入してもらいます。
この順番も大切です。はじめから自分で解決しようとしないと、いつまでたっても子どもは自立心や自信がもてず、周りに依存し、弱い子だとみなされ、いじめや虐待のターゲットにもなりかねません。
これは、子ども同士だけではなく、子どもが大人から虐待されるのも防ぎます。不審者が近寄って来た時に、また知っている人でも、何か嫌なことをされそうになった時には「やめて」と伝え、その場から「逃げ」、他の人に「助け」を求める事で、犯罪を未然に防ぎ、あるいは早期発見につながります。また、大人もこのテクニックを利用できます。例えば、職場で同僚/上司との間でやめて欲しい事があるときは、1:相手に解りやすいように自分がその行為/言葉を嫌がっている事をはっきりと伝える。2:その相手とそういった状況/環境に居合わせないようにする。3:上司/HR等に相談する。ここでも、対処の順番が大切になってきます。相手に自分の意志を伝える前にいきなりHRに駆け込んでも、先ずは自分の意思表明をすることを薦められます、また大切なのは、1・2で上手くいかなかった時に、必ず3に進む事です。一人で悩まず、周りの人の協力を得て、より良い関係を築いていきましょう。




もうすぐ夏休みですね。家族で遠出する機会も増えます。他の家族との交流もあるでしょう。日本から遊びに来る親戚もいるかもしれません。楽しい休みですが、子どもがはめを外しすぎたら、安全の為にも叱らなくてはいけません。でも、他人の子どもだったら、どうやって叱りますか?他の家族の子どもの躾に疑問がありますか?躾と称して、体罰や、言葉の暴力で子どもを傷つけてはいませんか?アメリカでは、児童虐待を取り締まる為の厳しい法律があります。皆さんは、どの程度ご存知でしょうか?
カリフォルニアらしい、青い空が広がっています。レストランやカフェでは、外の席が大人気です。誰もが、気持ちの良い青空と上天気を待っていたのですね。外出の機会も増えて、人と会うことも多くなるでしょう。私も出合った人に、「セラピーってどんなことをするのですか?」と質問されたりします。今回は皆さんに、アメリカでのカウンセリング事情を少しお話してみましょう。
低く垂れ込めた鉛色の空模様。冬は気分も暗くなる日がありますね。私のクライアントの方達も、いつもより調子が良くないようです。冬の長いアラスカ等では良く知られていますが、「シーズナルデプレッション」という言葉があります。冬は天候が不順だったり、日照時間が少なかったりで、家に篭りがちになり、ウツ気味になりやすいのです。
