ポジティブアテンション、どうやってあげてますか? 2010年9月



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過去のニュースレターの中で、何度も褒めることの重要性を伝えてきましたが、今回は実際にどうやって褒める、ポジティブアテンションをあげるかについて紹介します。

あなたでいてくれて、ありがとう。


周りの人達に認められる、充分なポジティブアテンションを得ることは、精神のバランスと健康を保つのに役立ちます。実際には、子どもだけではなく、大人も、足りていないと感じているのが現状でしょう。以下に簡単な4つのアテンションの種類をあげてみました。

  • 存在/人格に対するアテンション            
ポジティブ +                                                             
そのままのあなたという存在に感謝:
「あなたと一緒にいるだけで嬉しい」, 「あなたの笑顔が私に勇気をくれる」「可愛いね」「優しいね」等。   

ネガティブ -
差別 (人種, 家庭環境, 貧富の差, etc,) 等、その人の人格、存在を否定する:
「おまえは本当に性根が悪い」
「産まれて来なければよかったのに」
***こういった、セルフエスティームを下げる認知が必要な人はいません。***    

  •   行動に対するアテンション
ポジティブ +
何かしたことに対する認知:
 「良い成績をとって、えらいね」
「お手伝いしてくれて、ありがとう」
「嫌いなのに、よく練習頑張ったね」

ネガティブ -
建設的な批評や感想:
「そこで弟を叩くのは、よくない」
出来るだけ、具体的に指摘し、行動に対するネガティブアテンションであることを明確にする。存在に対する批判と受け止められる可能性を避ける。
                                            


簡単なのは、行動に対しての褒め言葉です。ポジティブな行動をしたことを知らせ、再現される可能性を上げる、ポジティブサイクル効果もあります。それも大切ですが、本人のセルフエスティーム(自尊心、自信)を引き上げる、存在に対するポジティブアテンションも必要です。始めは難しいかもしれませんが、慣れてしまえば、こういった褒め言葉も自然に出て来るようになり、言った方、言われた方の両方にポジティブな効果があります。そして、行動に対するネガティブな認知を与えるのも、社会性を養って行く為に大切ですが、必ず具体的に、行動に対するものでなくてはいけません。そして、ネガティブアテンションを1つ与えたら、必ずその倍はポジティブアテンションもあげて下さい。この3つをバランスよく体験することが、安定した人格形成には必要です。自分の大切な人に、どのようなアテンションを与えているのか、自分が与えられているのか。一度、リアリティチェックをしてみてはどうでしょうか?