
夏休みを楽しもう!
太陽がまぶしい日々。夏休みシーズンですね。家族で遠出したり、久しぶりのお客を家に迎えたり、楽しい計画も沢山あることでしょう。子どもたちが一日中家にいたり、お客があったりすると、日常生活と違ったリズムになり、思わぬストレスが溜まったりしがちです。せっかくの夏休み。特別なイベントを気疲れやストレスで、楽しみを半減させるのではなく、心から楽しむためには、どうしたらいいのでしょうか?
完璧を目指さないこと
まず、誰かが家に遊びに来たとします。良いホスト、ホステスとしてゲストを気持ち良くもてなしたい、と思うのは解りますが、ホテルやレストランではないのですから、何でもお客さんのために変えてしまわなくてもいいのです。半日、一日ぐらいの滞在ならともかく、もてなす側がストレスを貯めてしまわない方がいいでしょう。清潔な環境と、できるだけのおもてなしをすれば、迎える側としては合格点ではないでしょうか?
目的は?
人によって好きなこと、求めるものが違うのは当然です。ですから、「きっとこうだろう」と思い込んで、はずれてしまいあわてるよりも、あらかじめ相手の好みや目的を聞いておくと良いですね。ひょっとしたら観光ではなく、あなたと久しぶりにゆっくりお話したいのかもしれません。相手の嗜好を知らずに「せっかく来たのだから」と連れまわし、ヘトヘトになったのに、相手があまり嬉しそうではないと腹が立ってきます。誤解を避け、不必要ないざこざを避けるためにも、相手が何を望んでいるのかを、あらかじめはっきりさせておくと良いでしょう。もてなされる側も、「向こう任せ」では、相手が戸惑います。初めての土地で見当がつかなければ、「自然のあるところでのんびりしたい」とか、「歴史に興味がある」など、ヒントだけでも出しておきましょう。
言わなければ、伝わりません
日本の文化では、はっきり口に出して要求したり、気持ちを伝えたりすることを、敬遠する習慣がありますね。何となく伝わるのを、期待する国民性も有るようです。でも、長く一緒に暮らした間柄でなければ、なかなかそれは通用しないでしょう。ちゃんと口に出して、言う、相手のことも聞く、話し合うということが、楽しく過ごす上での不可欠なことです。出来ないことは、素直に相手を傷つけないように言葉を選んで、お断りしましょう。お互いにフランクに、本音が言えることが大切ですね。
フレキシブルに
予定どおりに行かないことは、旅や非日常の夏休みならではの、醍醐味でもある、と考えましょう。突発事故にもパニックにならずに、「こういうこともある。じゃあ、今出来る最善の事は?」と、柔軟な姿勢がたいせつです。完璧を目指さず、臨機応変。ユーモアを忘れずに。どうぞ楽しい夏の思い出を沢山作って下さいね。