
いつのまにか師走ですね。2ヶ月ぶりのニュースレターですが、これが今年最後かと思うと、月日の経つのは早いものですね。経済に対する不安や大規模なレイオフであまり幸福な雰囲気は漂わないこの頃ですが、それにも負けじとクリスマスは家族で過ごす時間や、いつもの生活とは違う雰囲気が町中に漂い始めます。実は以外にも、この一年で最も「ハッピーな時期」に一番鬱になったり、自殺をしたりする人の数が増えるのです。コマーシャリズムではプレゼント購入を勧めるための「幸せな家族」がいっそう引き立てられますが、実際に問題の全くない完璧な家族など存在しません。皆それぞれの悩みや、チャレンジを抱えていますし、その家族さえいない人もいます。でもその現実と、実際はいない「完璧な家族像」の差に落胆する時期でもあるのです。
「隣の芝は青く見える」といいますし、人それぞれの人生は違います。皆頭ではわかっていることですが、気持ちが焦ったりしますよね。日本人の勤勉さを支えて来た美徳の中に、今の状態に慢心せず、常に向上をめざす、という傾向があります。それは競争社会を生き抜いて行く為、経済活性のためにも役立ってきましたが、それだけでは往きづまるということを近年の暗いニュースが裏づけているのではないのでしょうか? 人間の基本的な生活を支える為の向上は必要ですが、心の満足感も満たしてあげなければ、本当の幸せを得る事は難しいかもしれません。 他人と比べてもキリがありません。それよりも自分の中での向上に目をむけてみると、以外と進歩していることに気がつきませんか?前回でも述べましたが、人は自分のことになると、とても厳しく評価しがちです。それがアメリカ人の「自分ってすごい」の対局にあたるかもしれませんね。そこまで極端にならなくても、他の文化の良い面は受け入れてみてもいいのではないでしょうか?何事もバランスは大事です。
アメリカ社会に住む私たち日本人としては、それぞれの違いを認めて、自分がどうしたいのかという選択があるわけです。慈善活動が盛んになるこのホリデーシーズン。自分にも優しくしてみてはどうでしょうか?年末にかけて、「人に優しく、自分にも優しく」をお勧めしたいです。
目標を立て、自分の成果を確認する良い機会になる年末年始。これはとても良い習慣だと思います。しかしその時に、すぐ目の前のこと、 来年に達成する為の身近で現実的な目標を立てるのもよいですが、自分の人生、初め(過去)から 現在、そして未来を含めて 考えてみるのも少し違った目線でみえて、ストレスが少し軽くなるはずです。
「人生長い目でみる」とは上手い事言うなあ、と思います。昔に比べて出来なくなった事もあれば、逆に上手になって、自分を褒めてあげたい事だってたくさんあると思います。
来年にむけて、自分への重荷を少し軽くしてみましょう。そうすると、他の人たちへもいつもよりも少し優しく接することができるのではないでしょうか? あなたの幸せと笑顔は必ず周りに良い影響をあたえると思います。より良い年を迎えるための、心のクリーンアップ、リセットをしてみましょう。
来年は少しまとまって、私がおしえていたクラスを元に、アンガーマネージメントについてシリーズでお伝えしようと思います。それでは皆さん、良いお年を。